2011年12月2日金曜日

震災の瓦礫処理説明会  柳沢地区

118日に柳沢地区コミュニティセンターに於いて、東日本大震災により発生した山田町のガレキを当地区のゴミ処理場で受け入れ処理することについての説明会が開催され、約40名の地区住民の皆さんが参加しました。
 県、村、ごみ焼却場の担当者が説明してくださいました。一番の関心はガレキに含まれている放射性物質の安全対策でした。担当者から丁寧に説明を受けて、皆さんは興味深く傾聴しておりました。
 参加された方からは「三陸復興のためにはガレキを受け入れなければならない」との意見が大部分でした。ただし、問題が放射能であり、柳沢地区だけの問題ではないうえに、今後3年間という長期にわたるものであるため、放射性物質のデータをしっかり報告してもらうこと、受け入れ前に燃焼試験を実施して放射性物質のデータを検証することを要望しました。
 今後は、村の対応を見ながら自治会の理事会等において正式に決定し、受け入れに係る協定を締結することとなります。

2 件のコメント:

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  2. 放射性物質の測定は、正確に判断する場合は回数、測定箇所、焼却による凝縮、風の影響など十分な方法をとるべきだと思います。(当然やるとは思いますが)。
     セシウム許容量が1ミリシーベルトで絶対安全なのかという問題。測定器によっては違う数値がでる(アメリカ製は高く出るとか)という問題。農水省の調査では、滝沢村東部で肥料中から79から359ベクレルのセシウムが検出されている(7,8月)など、検討をしなくてならないことがあるように思います。
     全国各地で「測定活動」が広がっていますが、どこでも放射性物質が測定されているようです。そんなにないだろうという気もしますが、気持ちだけの判断だけでは不足です。ことは将来にかかわりますから、住民の誰もが納得できる総合的な検討が必要だろうと思います。   
     「なるべく隠す」みたいなことには決別が必要です。基準も国によって違ったりしていますが、詰まるところは「ない」ということが安全なわけですから、その確信を求める必要があります。柳沢周辺の森や林、畑の検査も必要なことです。積算されての影響を心配しなくてならないでしょう。

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